ウサギにはいつの時代も「目の上のタンコブ」がいる?
ウサギ目は現在、世界で92種ほどが知られており、南極大陸をのぞく全ての大陸に分布します。
草食哺乳類として十分な繁栄に成功し、その愛くるしさで人のハートもがっちりキャッチしていますが、意外にもウサギの多様性は限られています。
種数で言うと、姉妹グループのネズミ目は約2400種いますし、体重では、代表的な草食動物のウシやウマに比べると非常に軽いです。
ウサギは最大種でも平均で5キロしかありません。
その一方で、人に家畜化されたウサギや、競争相手の少ない地中海の島ウサギでは、平均体重が7〜8キロに達するものもいます。
ここから研究チームは「大陸棲のウサギは、競争者となる大型の草食哺乳類(おもにウシやウマなどの有蹄類)によって抑圧されているのではないか」という仮説を立てました。

チームはまず、ウサギ目の最大体重と生息環境がどう異なるかを地球規模で調査。
その結果、大きなウサギの繁栄している場所では、有蹄類のサイズが小さく、体重も比較的軽いことが判明しました。
つづいて、ウサギの進化が最も進んだ北アメリカ大陸において、過去3750万年間のウサギ目の最大体重と生息環境を分析。
すると、有蹄類が各時代ごとにウサギの大型化を抑制する「フタ」の役割を果たしていたことが示されました。
さらに、「フタ」となる草食哺乳類は、気候変動による生息環境の変化(草原の拡大など)に合わせて、別の種に交代していたことも確認されています。
つまり、ウサギにとっては、目の上のタンコブとなる動物がやっと消えたと思ったら、すぐに別のタンコブが現れるといった状態です。

また、ウサギと有蹄類のエネルギー消費率を比較してみると、6キロ以上のウサギは、同じ重さの有蹄類に比べ、生存競争で不利になっていました。
進化生物学において、生物多様性の変化は、生物間の相互作用(競争や被・捕食)によって生じるという「赤の女王仮説」か、あるいは気候変動などの環境要因によって生じるという「宮廷道化師仮説」に分けて考えられてきました。
しかし、ウサギの多様性は、生物間の競争と気候変動との相乗効果で生じていると言えるでしょう。
研究チームは「本結果は、生物多様性の形成過程において、新たな知見を提供する貴重な発見となった」と述べています。



























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