加速は精神に打撃を与えるが選ばれたドライバーは違った
加速は精神にどのように影響するのか?
答えを得るために、研究者たちは被験者たちの心理的な負荷を運転の前後で比較しました。
結果、精神的に不安になりやすいドライバーほど、運転による疲れが多い傾向にあることがわかりました。
一方で、例外的な反応を示す人も存在していました。
一部のドライバーは、普通の人間よりも加速に強く反応(覚醒)していたにもかかわらず「加速」を好んで行う傾向があったからです。
つまり、一部のドライバーにとっては、加速による繰り返しの覚醒はストレスにならず、快楽にすら感じている可能性があるのです。
研究者たちはこの結果について、ドライバーの遺伝的要因に起因すると推測しています。
もしかしたら車の「加速」でドンドン気持ちよくなってしまう「飛ばし屋遺伝子」なるものが、存在しているのかもしれません。