・オックスフォード大学は、象が低い周波音を用いて長距離コミュニケーションを行っていることを発見
・研究者らは、地面の振動音を観察することで密猟者などから象を救うことに応用したいと考えている
オックスフォード大学は、象の足元から発せられる振動を観察した結果、象が地面を伝わる周波音を用いてコミュニケーションを取っていることを発見しました。
https://www.cell.com/current-biology/abstract/S0960-9822(18)30420-2
象は声帯から人間では聞き取れない低周波音を発して地面を振動させており、約6.4キロメートルもの長距離コミュニケーションが可能とのこと。
また調査で観測された振動音では、象は「レッツゴー」や「私たちのグループへようこそ」などの会話が行われていました。これは、私たちがよく耳にする象の「パオーン」という鳴き声とは異なり、苦悩や楽しみなどの感情表現のためのものです。
研究者らはこの振動音を用いて、象の行動分類や、遠隔でのリアルタイムの観察、また密猟者などの危険の警告といったものに応用したいと考えています。
https://nazology.kusuguru.co.jp/archives/3017
via: DailyMail / translated & text by ヨッシー
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