ミュー株の感染力と毒性はかなり高い可能性がある
ワクチン逃れの能力を持つミュー株に、デルタ株のような強い毒性や感染力があるのか?
プレプリント中の論文によれは、ミュー株にはイギリスで発見されたアルファ株と同じくP681Hと呼ばれる変異があり、オリジナル株よりも強い感染力や毒性を持つ可能性があるとのこと。
またミュー株には機能不明のR346KやY144Tと呼ばれる変異があることも判明しており、さらなる分析が求められます。
現在、ミュー株の感染は日本を含む40カ国以上で確認されています。
ワクチン接種が進んでいるアメリカでも、7月下旬の段階で、マイアミ大学で分析された感染者のサンプルのうち、10%がミュー株であるとの報告がなされています。