キノコが心にもたらす効果とは?
研究者によると、キノコ類にはエルゴチオネインという抗酸化物質が含まれており、体内の細胞や組織の損傷を防ぐ効果があるとのこと。
抗酸化物質は、うつ病のほかに、統合失調症、双極性障害(躁うつ病)など、いくつかの精神疾患の予防に役立つという研究結果があります。
主任研究員のジブリル・バ(Djibril Ba)氏は、次のように説明します。
「キノコ類は、ヒトの身体では合成できない抗炎症物質のエルゴチオネインというアミノ酸を最も多く含む食品です。
この成分が多いと、酸化ストレスのリスクが下がり、うつ病の予防だけでなく、症状が軽減される可能性もあります」
アメリカで最もよく食べられているマッシュルームには、不安感を軽減するとされるカリウムが含まれています。
また、他のある種の食用キノコ、特に”ライオンのたてがみ”として知られるヤマブシタケ(Hericium erinaceus)には、神経栄養因子の発現を刺激する効果があり、うつ病を含む精神疾患の予防を促進すると考えられています。
同チームのジョシュア・マスカット氏は「今回の研究により、うつ病を軽減し、他の病気を予防する手段として、キノコ類の摂取が臨床的にも公衆衛生的にも重要である可能性が浮き彫りになった」と述べています。
一方で、今回のデーターでは、消費されたキノコの種類について詳細に明示されていません。
チームは今後、どの種類のキノコが精神疾患の予防に効果的なのかを調べて行く予定です。
































