自律型殺戮兵器の到来か
公開されたVisionとSPURの写真は、多くの人に「自律型殺戮兵器」を連想させたようです。
映画や小説では、銃を搭載した自律型ロボットが幾度も登場してきました。
そして今回、そんな殺戮兵器がフィクションから現実に抜け出してきたようなインパクトを私たちに与えたのです。

そのためSNS上では、「将来、Visionが自律型殺戮兵器として街中を駆け回るのではないか」と危惧する声が上がっています。
しかしGhost Robotics社のCEOであるジレン・パリク氏は、「SPURは自律兵器システムではない」と、はっきりと回答しました。
彼によると、「VisionやSPURはリモート操作によって完全に制御される」というのです。

しかし、オーストラリアのクイーンズランド大学(The University of Queensland)法学部によると、「国際法では、無差別に攻撃しないよう対策されている限り、自律兵器システムは禁止されていない」とのこと。
そして自律型ドローンによる攻撃システムはすでに開発されており、一部の地域では使用されているかもしれない、と言われています。
今後、四足歩行ロボットがどのような道をたどるのかは分かりません。
しかし今回の発表は、自律型兵器の新しい時代がすでに始まったことを示しています。



























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