生命はとこまでゲノムを削れるのか?

私たちは「細胞」と聞くと、いろいろなことが自分でできる、小さな工場のような存在を思い浮かべます。
栄養を分解し、エネルギーをつくり、DNA(遺伝情報を担う分子)を複製し、必要なたんぱく質を作り出す――そんな多機能ぶりが「生き物らしさ」だと感じてしまいます。
実際、多くの細菌のゲノムは数百万塩基対にも達し、何千個もの遺伝子がさまざまな仕事を分担しています。
たとえば代表的な大腸菌は460万塩基対ほどを持っています。
また過去に行われた研究では、本当に自由生活(海水や土で自力で増える)できる最小クラスはおおよそ130万塩基対前後とされています。
しかし昆虫の体内に住む共生細菌(いっしょに暮らす細菌)には、自然の進化だけで10万塩基対台まで小さくなったものも見つかっており、すでに人工設計の限界を下回る「ミニマム細菌」が知られていました。
もともとは自分で何でもこなせた細菌が、「宿主がやってくれる仕事」を少しずつ手放し、自分のゲノムから対応する遺伝子を失っていったのです。
一方で、ミトコンドリアや葉緑体のような細胞小器官は、もともと別の細菌だったものが細胞の中に取り込まれ、さらに徹底的にゲノムを減らして「細胞の一部」に落ち着いた存在だと考えられています。
では、自由生活の細菌と、ミトコンドリアのような細胞部品とのあいだには、本当にきれいな境界線が引けるのでしょうか。
そこで今回、ポーランドのヤギェウォ大学などの研究チームは、ウンカ類と呼ばれる2億6300万年前に起源をさかのぼれる昆虫のグループとその共生細菌のゲノムをまとめて調べ、「細胞として生きている中では、どこまでゲノムを削れるのか」「細菌と細胞小器官のあいだにどんな中間形がいるのか」を探ることにしました。
もし、ほとんど何もできないのにかろうじて生きているような細胞が見つかったら、それはいったい「生き物」と呼んでよいのでしょうか。
それとも「細胞部品」と呼ぶべきなのでしょうか。



























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