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※ 画像はイメージです/ Credit:Generated by OpenAI’s DALL·E,ナゾロジー編集部
science

廃墟で朽ち果てた「VHSテープ」を修復、そこに映っていたものとは?

2026.03.30 22:00:46 Monday

古びた廃墟の床に転がる、泥まみれのVHSテープ。

それはただのゴミのように見えますが、中にはかつて誰かが記録した「時間」が閉じ込められています。

では、その中には何が写されているのでしょうか?

この疑問に真正面から挑んだのが、アメリカ・ジョージア州のYouTuber、ブレイディ・ブランドウッド(Brady Brandwood)さんです。

彼は10年以上も風雨にさらされていたVHSテープやCDを回収し、実際に修復・再生する実験を行いました。

実際の映像とともに見てみましょう。

Georgia man brings abandoned VHS tapes back to life https://www.popsci.com/technology/man-restores-vhs-tapes-georgia/

廃墟に残された記録を掘り起こす

ブランドウッドさんは、ジョージア州の森林地帯にある放置された住宅を訪れます。

そこは床がきしみ、木材が腐り、家具が散乱した不気味な空間で、まるでゲーム『バイオハザード』の舞台のような雰囲気でした。

彼がこの場所に戻ってきた理由はただ一つ、以前見つけた「VHSテープ」の存在です。

【ブランドウッドさんが回収したVHSテープの画像がこちら

床や棚に無造作に散らばっていたそれらは、土や埃にまみれ、長い年月を経て完全に劣化しているように見えました。

回収されたのは複数のVHSテープと数枚のCDです。

中にはエルヴィス・プレスリーの写真が印刷されたCDや、「The Blind Side」と手書きされたディスクも含まれていました。

しかし問題は、それらが再生できるかどうかです。

ブランドウッドはVHSプレーヤーすら持っていなかったため、リサイクルショップを巡って機器を入手し、ようやく再生環境を整えます。

しかし当然ながら、泥に覆われたままの状態では、テープもCDもまったく動作しませんでした。

そこで彼は、テープの外側を拭き取り、さらにケースを開けて内部まで清掃する作業に取りかかります。

中は想像以上にひどい状態で、カビが生え、土が詰まり、さらにはクモの巣として使われていた形跡まで確認されました。

つまりこれらのテープは、「保存状態が悪い」どころか、もはや自然環境の一部になっていたのです。

次ページ再生された映像が語る「記録の生命力」

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