
黒い花に3本の角、DNAの5領域で新種と確かめた

花を含めた高さは、最大で12.5センチほど。
根はうぶ毛の生えた淡い茶色で、サンゴのかけらのように枝分かれしています。
花はほとんど黒く、赤橙色の肉厚な部分と、半透明の青い雄しべを持ちます。
ドーム状の構造の上には、細い角のような突起が3本のびています。
名前は、隠れて地下で暮らす神秘的な生き方と、悪魔のような本質を表したものだと、ソンクラー大学の植物学者サフット・チャンタナオラピント氏は説明しています。
新種かどうかを確かめるために使ったのは、顕微鏡と高解像度の写真。
あわせて核とミトコンドリアのDNAを5つの領域にわたって読み、ほかのThismiaと比べました。
形の比較には、生きた標本とアルコール漬けの標本の両方を使っています。
系統樹は、ベイズ法と最尤法という2つのやり方で作っても、同じ形になりました。
もっとも近い親戚とみられるのは、ボルネオで見つかっているThismia betung-kerihunensisです。
この花が出てきた場所には、研究者を驚かせる点がありました。

























