宇宙で使えるリサイクルアイデア募集!賞金総額2万4000ドル
Waste to Base Challengeでは、トイレのアイデアだけでなく、以下の4つのカテゴリーで、廃棄物の管理とリサイクルに関するアイデアを募集しています。
- ゴミ
- 糞尿
- 発泡スチロール
- 二酸化炭素
NASAによると、「理想は、廃棄物のすべてが分解され、新しいものにリサイクルされること」としています。
もちろん完全には不可能ですが、できるだけ理想に近いアイデアが生まれることを期待しているようです。
例えば、廃棄物をロケットの推進剤や3Dプリンターの原料に変換する方法を発見できるかもしれません。
また廃棄物を必要物にリサイクルして、何度も循環させることが可能かもしれません。
そして各カテゴリーの受賞者にはそれぞれ1000ドル(約11万4千円)が贈られます。
さらに審査員たちは4つのアイデアを「クラス最優秀賞」として選出し、追加で1000ドルの賞金を贈ります。
賞金総額は2万4000ドル(約274万円)であり、良いアイデアは今後のNASAのミッションに使用されるかもしれません。
ちなみに18歳以上であれば、個人・チームを問わず、世界中の人が参加できます。
もしかしたら将来、あなたの考えたトイレが火星や宇宙船で使用されるかもしれません。
一般人でもNASAのミッションの一端を担える稀なチャンスなので、ぜひ積極的に参加してみてくださいね。