成犬には1日2回の給餌が推奨
環境省の「ペットフードガイドライン」によると、犬の給餌は年齢によって異なり、消化器系が健康な成犬の場合、1日分の餌を2回に分けて与えることが推奨されています。
なお、消化器の発達が未熟な幼年期や、消化器の動きが衰えてくる老年期には1回に食べる量を減らし、1日4回程度まで食事回数を増やす必要があるようです。
犬は大きな胃を持っているため、1日に必要な食事量を1回で食べきることも可能なのですが、1日1回の給餌は以下のようなリスクがあるという理由から推奨されていません。
- 慌てて飲み込んで喉に詰まらせやすい
- 早食いになり肥満につながる可能性がある
- お腹が空きすぎて胃液を吐いてしまうことがある
実際にわが家の猫も飼ったばかりの頃、1日2回の給餌にしていたら突然黄色く泡立った胃液を吐いて非常に驚いた経験があります。
一方で1日1回の給餌でも何も問題がないという飼い主さんの話も聞いたことがあるので個体差が大きいのかもしれません。