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ロマンしかない。江戸時代から現代の「おみやげ」1300点が一堂に会する企画展「ニッポンおみやげ博物誌」がはじまるよ! (2/3)

2018.06.09 Saturday

前ページ「おみやげ文化」は日本独特のもの?

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展示内容

【第1章】 アーリー・モダンの「おみやげ」

近代以後に発達した旅や観光文化の特質の多くは、江戸時代(アーリー・モダン)に育まれました。果たして近代以後のおみやげに与えられていった系譜とは?

【第2章】観光地のブランド化とおみやげへの波及

有名な赤福餅の誕生は、約300年前の宝永四年(1707年)頃です。宝永四年といえば徳川綱吉が将軍だった時代。この頃からすでにおみやげ文化はできつつあったようです。

【第3章】現代におけるおみやげの諸相

北海道のおみやげといえばこれ、木彫りの熊。木彫りの熊の第一号は1923年頃に作成されたようです。

【第4章】 旅の文化の多様化とおみやげの展開

この章では多様化する旅の目的と、それに関連したおみやげに着目。定番から個性的なおみやげ、海外でしか手に入らないおみやげまで展示されています。

個性的なおみやげといえば、みうらじゅん氏の「いやげ物」ですが、「いやげ物」にも負けない個性的なおみやげがあるかも…。

個性的なおみやげの数々。
いやげ物 (ちくま文庫)
みうら じゅん
筑摩書房
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【第5章】 おみやげからコレクションへ―おみやげの「消費」の行方にみる人とモノとのつながり

最後の章で語られるのは、「おみやげの行方」。職場や家庭に運ばれたおみやげは、どのように扱われ、そして忘れ去られていったのか。さらに、おみやげとそれらを集める「コレクター」との関係も考察されています。

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