果汁100%フルーツジュースに関するメタ分析を実施
100%フルーツジュースは、子供から大人まで多くの人々に愛されており、味だけでなく「果物を摂取したい」という願いを満たしてくれます。
日本であれば、厚生労働省が推奨する果物の摂取量は、1日200g(可食部)です。
これだけの果物を摂取することにより、心血管・脳血管疾患など様々な病気の発症リスクを低下させると言われています。
しかし、可食部200gというのは、リンゴであれば1個分に相当し、毎日食べるのは簡単ではありません。
そこで一部の人は、100%のフルーツジュースを選択します。
コップ1杯(約200ml)がリンゴ1個分に相当するので、簡単に推奨摂取量をクリアできてしまうのです。
ものの数秒で果物に含まれるビタミン、抗酸化物質、ポリフェノールなどを摂取できると考えると、非常に効率的に思えることでしょう。
しかし、果物を直接食べるのではなく、フルーツジュースを飲むことには落とし穴があります。
今回、グエン氏ら研究チームは、100%フルーツジュースを毎日飲む子供や大人にはどんな影響があるのか、メタ分析を行っています。
彼女らは、これまでに行われた42件の研究の結果を統合し、100%フルーツジュースを飲むことと体重増加にどんな関連性があるのか分析したのです。
これには子供(計4万5851人)を対象とした17件の研究と、成人(計26万8095人)を対象とした25件の研究が含まれていました。
ちなみに研究者によると、「メタ分析の良いところは、小規模な研究をまとめて、あたかも1つの大きな研究であるかのように分析できることです」と述べています。