音楽ライブは長く続く「幸せ」を与えてくれる
この調査には大学生と一般市民を含む合計789人が参加しました。
最初の調査では、参加者に「強い一体感や意味を感じたグループ体験」について思い出してもらうアンケート調査を行っています。
すると、多くの参加者が音楽ライブの体験を一番に挙げており、音楽ライブが「集団的高揚感」の生まれやすい場であることが示されました。
2つ目の調査では、参加者に過去の音楽ライブ体験を振り返ってもらい、そのときの感情について質問しています。
研究者たちは「集団的高揚感」の度合いのほかに、「畏敬の念(awe)」「感情の同期(emotional synchrony)」「フロー体験(flow、活動に完全に没入する感覚)」などの関連する心理状態を測定しました。
その結果、これらの要因を考慮しても、「集団的高揚感」がイベント中の楽しさや意味を感じさせる最も強い要因であることが示されたのです。

3つ目と4つ目の研究では、音楽ライブのどの要素が「集団的高揚感」を引き起こすのか、そしてこうした体験が時間の経過とともに幸福感にどのような影響を与えるのかを調査しました。
参加者には音楽ライブのイベントに参加した1週間後にアンケートを実施し、幸福感や人生の意味を感じる度合いについて報告してもらっています。
その結果、イベントで体験した「集団的高揚感」が、1週間後であっても幸福感の向上と直接的に関連していることが示されたのです。
また、アーティストとの「パラソーシャルな絆(著名人に対する一方的な感情的つながり、例えば個人的にその有名人に感情移入しているような感覚)」を感じた人々や、歌詞に深く没入した人々、または友人と一緒に参加した人々は、より強く「集団的高揚感」を体験する傾向があることもわかりました。
これらの結果は、音楽ライブの体験が単なる一時的な娯楽以上に、1週間も続く持続的な幸福感を与えてくれることを示しています。
日常に退屈を感じている方は、思い切って音楽ライブに参加することで、人生の時間を有意義なものにできるかもしれません。
それって、第二次世界大戦下で人々が感じていた熱狂と本質的に同じなんじゃないですかね。
だとしたら何なんだと。手段において比較にならない差がある。
“多幸感”という言葉が最も似合うBIGMAMAというバンドで調査してほしい…
1月まで行われていた、SUPER EIGHTのドームツアー【二十祭】では、ライブ後、「#二十祭の余韻」というハッシュタグが存在し、一週間以上……かなりの長い期間盛り上がりを見せました。個人的に、その余韻はまだ続いているようにも感じます。その余韻の長さの原因として考えられるのは、ファン側の一方的な感情的な繋がりだけではなく、アーティストとの”双方向の感情的な繋がり”を、多くのファンが確かに感じ取れたからではないかと思います。持続的な幸福感はライブの充実度によってもっともっと長くなると、実感しています。
ちょうどアマプラで髭男LIVEみたけど、そん時にテレビ視聴組なのに一緒にLIVEに参戦した感が凄いし何より超盛り上がれる。
視聴から数日経ったけど、思い出すだけで気分を上げられる良い要素として十分すぎるな
もはや、ライブがないと生きて行けない。依存かと思ったら 推しから推されて 演者とfanは 共存共栄。