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GW明け、気分が上がらない“五月病”の対処法 (2/2)

2025.05.07 12:00:54 Wednesday

前ページ五月病はなぜ起きるのか?

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五月病の対処法

では、この「五月病」どう向きよいのでしょうか?

「五月病」は4月から続いた緊張の連続に対して、連休心理緊張一気に緩むことで起こるで起きています。

これが休み明けの目標喪失感」や「現実抵抗感」を高め、仕事学業遂行能力影響するだけなく、意思決定対人関係回避傾向誘発やすい状態連鎖ています。

この状態を解消するには、次のようなことを意識すると良いでしょう。

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1. 「今日は何をするか」を具体的に決めておく

連休明けは、「からつけいいからない」「どこから始めて重い」という状態なりがちです。

これは、たくさん判断一度に求めれ、疲れしまうこと原因です。

これを軽減するためには、業務や行動の「構造化」が有効です。おすすめは、「やることあらかじめ3だけおく」ことです。

優先順位順番おくと、余計迷いり、動き出しすくなります。

少数のやるべきこととその順番をあらかじめ決めておく、という行動単純が、意思決定の疲れぎ行動しやすくしてくれます

2. 大きな目標より「すぐできる小さなこと」重ねる

もっとちゃんとしなゃ」「理想通りやらゃ」思うほど、動きなります。

この時期は、「さくも、できた」という感覚積み重ねることずっと大事です。

そのため、対処戦略として有効は、目標タイムスパンくし、成果視覚すること」です。

たとえば、「3以内仕上げる簡単作業」「午後ひとつだけ処理する課題」明確し、それカレンダーアプリ記録する。

こうた“確実終わること”毎日ひとつこなすだけで、徐々にエンジンかってます。

GWも明けて、ここからが本格始動だという気持ちで、長期的目標や理想像に向けて動き出そうとすると、エネルギーが枯渇しやすくなります。

やる気を出して頑張って動くではなく、「少しずついているうちに、自然とやる気が出てくる」という流れ意識すると、行動することがだいぶ楽になるでしょう

 3. 最初一歩だけ決めおく

1の提案と似ていますが、こちらはそもそもまず動き出せないという問題に対処する方法です。

始めるとき、やるべきことを全部頭に浮かべていると、スタートってしまます。

そこで大切は、「最初行動決めおく」ことです。

たとえば、「朝、パソコン開いたら、まず最初1だけメールに返答するなど、始まりスイッチ”っておくと、自然行動っていきます。

これは、習慣研究でも有効いるテクニックです。

4. 情報減らし、自分作業集中する

五月病などの落ち込みやすい時期は、「他人比較自分っている」という思考まりすくなります。

そんなときSNSネットニュースいると、どんどん気持ち落ちんでいきます。

なので取得する情報一時減らして、自分を「ってみる」時間増やすこと大切です。

たとえば、文章みる、家事ひとつ終わらせる、整理する――そんな小さな「自発的な行動」が、自分ペース取り戻すきっかけなります。

5. 自分ひとりしない「仕組み」つくる

やらないことあっも、「別に今日じゃなくいい」「ないし」っているとどんどんなくなることあります。

こういうときは、あえて約束」をするなど外部からやる理由を与えてもらうこと有効です。

たとえば、同僚に「今日ここまでます」伝えおく、図書館作業する予定入れおく、会う約束入れるなど、自分ひとりではなく、ちょっとしたの“きっかけ”用意するだけで、行動後押しなります。

以上5方法は、「気持ち切り替える」ためテクニックではありません。

むしろ、ない時期に“どうって動けるよう状況自分作るか”という、現実工夫です。

気分ようするではなく、動き少しだけえてみることが、気分変化つながります

その順番こそが、五月から抜け出すためカギです。

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