会話力は“気づき”で変わる!会話の基本4~7
会話の後半をうまく運ぶには、“相手の反応に気づく力”が重要です。
ここからは、クラフト氏の提案する残りの4つの基本を見ていきましょう。
4. 相手を観察する

セラピストが優れた会話を行えるのは、言葉だけでなく相手の非言語的なサインにも目を配っているからです。
相手が身を乗り出したり、目を合わせてきたら「話したいサイン」かもしれません。
「手を動かして何かを言おうとする」サインも見逃さないようにしましょう。
一方、視線をそらしたり、そわそわしたり、スマホを触り始めたら「退屈しているサイン」です。
会話しながらも、相手の姿勢・目線・沈黙などに注意を払い、「そろそろ話を切り上げようかな」「ここで話を振ってみようかな」と調整していくことが、会話をうまく運ぶ鍵になります。
5. 視点の違いに気づく
日常会話では、私たちは無意識のうちに「自分の視点」で話しています。
例えば、旅行の話をするときに「例のあの温泉さ!」と言っても、相手がその場所を知らなければ、会話は通じません。
温泉の存在は分かっていても温泉に入ったことがなければ、あなたの話についていけないかもしれません。
こうした“視点のズレ”を防ぐには、「相手がこの情報を知らないかもしれない」という意識を持つことが大切です。
全部を丁寧に説明する必要はありませんが、相手の知識や背景を想像して言葉を選ぶようにすれば、誤解や食い違いを減らすことができます。
6. わかりやすく話しているつもりが一番危険
自分では「ちゃんと説明したつもり」でも、実際には相手に伝わっていないことがよくあります。
ある研究では、こちらが「これなら伝わるはず」と思って話しても、半分の確率で誤解されていたというデータも出ています。
それは相手に伝えた言葉が、2つの意味にとれる曖昧な文章だったからです。
例えば日本語では、「いいです」という返事には「承諾」と「断り」の2つの意味があり、この言葉だけではお互いの意思を掴みづらくなります。
だからこそ、「ええ、いいですよ」もしくは「いやいや、そんな、いいですよ」と、少し付け加えるだけでも意思を明確にできます。
「自分の話は伝わっているか?」と、相手の反応からこまめに確認する姿勢が大事です。
7. 自分の話をしたい欲求とバランスをとる

人の会話の最大40%は自分自身についての話だと言われています。
そして、人は自分の話をすることで、脳の報酬系が活性化します。
だからこそ個人的な満足感を求めて、欲求だけに従うと、自分の話ばかりになってしまいます。
しかしそれは会話の失敗に繋がります。
相手は置いてけぼりにされ、あなたとの会話をつまらないと感じるでしょう。
相手にも自分のことを話したいという欲求があるからです。
そのためバランスを取ることが大切です。
「今日はどんな一日だった?」などと相手が自由に答えられる質問を投げることが効果的かもしれません。
相手が自分のことを話しやすくなるだけでなく、良好な関係を築けるというメリットもあります。
ここまでで7つの会話の基本を考慮しました。
会話が苦手だと感じる人は、まずはこの7つの基本のうち、どれか1つでも意識して取り入れてみてください。
きっと、あなたの会話は今よりも気持ちの良いものになるはずです。
無理して会話続けないでも…。
まさにそのとおり。
さしすせそ考えたやつ天才だったんだな。
書いてあること、当たり前のことしか書いてない…これをやった上で会話が続かないならどうすれば…??
相手の名前を呼んで、可能ならば相手のことを事前に調べて、相手のことを優先的に聞いて、相手に多く話してもらおうという意識をもって会話するだけで自動的に好感度って上がると気づいてからは実践してる。
自分の話をするときは自慢話はNGで失敗談か共通の話題に絞るとかして、味方だと思ってもらえれば尚よいって感じ。
問題はこちらが非常に疲れるから本当の意味では適切なコミュニケーションでは無いのかもしれないというところ。