他の生物のミートボールはどんな大きさ?
では、地球にいる他の生き物たちでミートボールを作ったらどうなるのでしょうか?
ここからは人類以外の“食材”たちに注目してみましょう。
まずは昆虫。
昆虫の総質量は推定で約10億トンにのぼるとされており、人類の約2倍にもなります。
密度は水と同程度と考えられるため、直径に換算するとおよそ1.3〜1.4kmの球体となります。
つまり、人間ミートボールの直径よりはやや大きいが、重さは倍になると考えられます。
次に魚類ですが、ここではおおよその個体数が推測できる海面〜メソペラジック帯(水深1000mまで)に生息する魚類が対象とされました。
これらの魚の総量も、実は昆虫と同等の10億トン程度と見積もられています。深海魚の大群を丸ごとすりつぶしてミートボールにすると、やはり直径1.4kmクラスの「海の塊」が完成します。
そして、最も桁違いな存在がバクテリアです。
地球上のバクテリアの総質量は、なんと700億トン。人類の140倍にも及ぶ巨大質量です。
このバクテリアミートボールを作ると、直径は20kmを超えるとも言われています。
これは富士山(標高3776m)を5つ横に並べたスケールです。
バクテリアに比べると、人類の存在は地球の生物圏の中でいかに「ミニチュア」的なものであるかがよくわかるでしょう。
そんなミートボールが星破壊しちゃうんだから恐ろしい…。
発想が怖い…
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