サンゴに同化するタツノオトシゴ
コダマタツは、世界で最も小さな脊椎動物のひとつとして知られています。
大きさはわずか2センチ弱で、人間の親指の爪とほぼ同じ。
彼らは西太平洋のサンゴ礁に生息しており、特定のサンゴの仲間に寄生・共生するように暮らしています。
その姿を見たことがある人なら、思わず息をのむでしょう。
実際の画像がこちら。

体表には小さなコブのような突起が並び、それがまるでサンゴのポリプの集合体と見分けがつかないほど精巧に似ています。
さらに体色もサンゴと同化しており、捕食者の目を完全に欺く「生きた擬態の芸術品」となっているのです。
このような見事な擬態は、単なる偶然ではありません。
研究チームはゲノム解析を行い、この生物が進化の過程でどのように独自の姿を獲得したのかを調べました。
その結果、驚くべき事実が浮かび上がりました。