幻想その1:「常に旅行をしているのが普通」というアイデア
旅行は本来、心のリセットや視野の拡大につながる健全な行動です。
近場の小旅行や日帰りの遠出でも、普段の生活から少し離れることで新鮮な気持ちになれます。
しかしソーシャルメディアが登場したことで、旅行は“個人の体験”から“公開されるパフォーマンス”へと変わってしまいました。
SNSには、海外の絶景やラグジュアリーなホテル、ノマドワーカーのような暮らしの投稿があふれています。
この「見栄えの良い切り取り」ばかりを見続けることで、私たちは知らないうちに「周りはみんなすごいところへ行っている」「自分は全然足りていない」と感じやすくなります。
この現象は“トラベル・ディスモルフィア”と呼ばれることもあり、SNS時代特有の問題として指摘されています。
実際、2025年にTalker Researchが米国成人2000人を対象に行った調査では、約7割が“自分は他の人と比べて十分に見ていない”と感じていることがわかりました。
旅行経験に満足している人は半数以下の48%にとどまっています。
さらに、SNS投稿はこの劣等感を強める要因として挙げられており、特にZ世代に強い影響が見られます。
Z世代の47%は「インフルエンサーの旅行投稿が自分の旅行における劣等感(トラベル・ディスモルフィア)を高めている」と答え、過半数が「旅行量の少なさが人生の遅れにつながっている」と感じていました。
こうした圧力は、経済的な理由や家庭の事情で頻繁な旅行が難しい人にとって、余計にストレスを生みます。
本来は楽しみであるはずの旅が、比較の道具になってしまうのです。
さらに、別の2025年の研究では、旅行の頻度と幸福感には逆U字型の関係があることが示されました。
旅の回数が増えるほど最初は幸福感が高まりますが、ある程度を超えて頻繁になると、その新鮮味が薄れ、幸福感は逆に下がっていく“逆U字型”の関係が見られたのです。
この研究は、「旅は多ければ多いほど良い」というSNS的な常識は錯覚にすぎないことを示しています。
旅の価値は人それぞれ異なります。
“どんな体験ができたか”や“自分がどう感じたか”に重きを置く人もいれば、“回数”や“訪問地の多様さ”を重視する人もいます。
ただし、SNSでは数や派手さが強調されがちです。
本当に大切なのは、自分が楽しいと感じる旅のスタイルを見つけることなのかもしれません。




























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