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スターキャッチャーが1.1kWのワイヤレス電力伝送に成功 / Credit:Star Catcher Industries, Inc.
technology

1.1kWのワイヤレス電力伝送に成功!DARPAの出力記録を破る (2/2)

2025.11.24 11:30:04 Monday

前ページStar Catcherが1.1kWのレーザー送電に成功

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Star Catcherが目指す「宇宙でのワイヤレス電力伝送」

Star Catcherの成果が世界的に注目される理由は、単にDARPAの数値を上回ったという事実だけではありません。

同社の実験は市販の太陽パネルを改造せずに使用しており、特殊な受信装置を用意しなくても1kW超の電力が受け取れるという点で、非常に実用性の高いデモになっています。

では、この技術はどこで役立つのでしょうか。

Star Catcherが見据えている主な用途は、地上向けの電力供給ではなく、宇宙機から宇宙機へ電力を融通する軌道上での利用です。

人工衛星は太陽光パネルで発電していますが、パネルを増やして電力を大きくしようとすると、重量増加や打ち上げコストの上昇といった問題が避けられません。

そこでStar Catcherは、宇宙空間で太陽光を集めてレーザーの光に変え、それを他の衛星の太陽光パネルに送り込むことを構想しています。

宇宙空間には地上のような厚い大気がほとんどないため、一般的には地上よりもレーザーが届きやすく、レーザーパワービーミングのメリットを生かしやすい環境だと考えられています。

しかも、今回の実験で示された「市販の太陽光パネルを改造せずに使用できた」という事実は、既存の衛星の多くが、そのままの構造で光学送電による電力を受け取れる可能性を示しています。

こうした技術的背景を踏まえると、今回の1.1kW送電は、この宇宙での送電網構築に向けた重要なステップと位置づけられます。

同社は2026年に実際の宇宙空間での軌道実証を行う計画を発表しています。

すでに複数の企業と電力購入契約を結んでいることからも、この技術が本格的な商用インフラとして期待されていることが分かります。

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1.1kWのワイヤレス電力伝送に成功!DARPAの出力記録を破る (2/2)のコメント

ゲスト

横からこっそり盗み取る人とかそのうち出てきそうではあります。

ゲスト

一般的な受信の方法
レーザー光でターゲット(標的)へ送電、受信する手前で拡散レンズでレーザー光線を広げ
太陽光パネルで受信する

のぐー

拡散レンズ使うなら無改造じゃないじゃん。
宇宙機のバネルは当然、太陽の方向を向いている。
裏や横からレーザー当てても発電しないだろう。
宇宙機が地球の影になる状況で地球から送電ってのは成立しそうだが、宇宙機から別の宇宙機ってどうやって?て思ってしまう。そんな都合のいい軌道が存在するか?

ゲスト

>宇宙機のバネルは当然、太陽の方向を向いている。
太陽にパネルを向けると熔けるので、反対へ向けられているって話だぞ
大丈夫か?
>宇宙機から別の宇宙機ってどうやって?
ガンダムSEEDやガンダムSEEDディスティニー見ていれば答えが分るで

ひかる

電送効率はどうなんだろうか、、、
損失が多ければ長い目でみると電線布設した方が良いと思うが布設できない場所へ送電出来ると言う点においては素晴らしいと思う。
感電リスクとかも気になるところではある。

    ゲスト

    え!!宇宙空間に電線を!?出来らぁ!

    っていう冗談は置いといて、実験した会社は宇宙空間での利用を見据えていると記事内に書いてありますよ

ゲスト

通り道に居る人はただじゃ済まない。
穴が空くくらいかな。

ところで昔、ニコラ・テスラが組み立てようとしては送電装置は何だったんだろう?
珍しくエセ科学だったんだろうか?

    ゲスト

    それこそが近年では近傍電磁波の魁だったと思われています。

ゲスト

今からでも遅くないので
1光日離れている「ボイジャー」さんに
光を届けてあげて、お腹すいてるかもしれません

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