スマホ所有で高まる「うつ・肥満・睡眠不足」のリスク
今回の研究は、アメリカ全土の青少年約10,600人を対象とした「青年期脳認知発達研究(ABCD)」のデータを分析したものです。
対象者の平均年齢は12歳。
スマートフォンを12歳までに所有しているグループと、持っていないグループを比較した結果、3つの健康リスクに明確な差が表れました。
まず注目すべきは「うつ病」です。
12歳時点でスマホを所有していた子どものうち、うつ病と診断された割合は約6.5%。
一方、スマホを持っていなかった子どもは約4.5%でした。
わずかな違いに思えるかもしれませんが、大規模データではこれは統計的に有意な差であり、スマホ所有がメンタルヘルスに与える影響の可能性を示唆しています。
次に「肥満」です。
スマホを持っている12歳児の約18%が肥満に該当し、持っていない場合は約12%にとどまりました。
運動量の減少や、夜遅くまでのスマホ利用による生活リズムの乱れが背景にある可能性が考えられています。
最後は「睡眠不足」です。
スマートフォン所有者の47%が、1日あたり9時間未満しか睡眠を取れていないと回答しました。
これに対し、スマホ非所有の子どもでは31%。ベッドの中でつい画面を見てしまう“寝る前スマホ”が、子どもたちの眠りを奪っている現状が浮かび上がります。
これらのリスクは「より早くスマホを持った子ども」ほど高くなる傾向も示されており、小学生でスマホデビューの影響は決して小さくありません。

























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