老化への不安は、細胞レベルに刻まれるのか
研究チームは今回、米国の大規模縦断研究「Midlife in the United States(MIDUS)」に参加した女性726人のデータを分析しました。
参加者は、次のような項目についてどの程度心配しているかを回答しています。
・年齢とともに外見の魅力が低下すること
・健康問題が増えること
・子どもを持つには年を取りすぎること
そしてチームは、血液中の「エピジェネティック・クロック」と呼ばれる指標を用いて、生物学的な老化の進み具合を測定しました。
用いられたのは2種類の指標です。
ひとつは現在の老化の進行速度を捉える「DunedinPACE」、もうひとつはこれまでに蓄積した生物学的ダメージを推定する「GrimAge2」です。
その結果、老化への不安が強い女性ほど、DunedinPACEで示される老化の進行速度が速いという関連が見られました。
つまり、「年を取ることが怖い」と感じている人ほど、細胞レベルでの老化の“ペース”が速い傾向があったのです。
ここで注目すべきは、「主観的な感情」が「客観的な生物学的指標」と結びついていたという点です。
筆頭著者のマリアナ・ロドリゲス氏は「老化に対する不安は単なる心理的懸念ではなく、身体に痕跡を残す可能性がある」と述べています。






























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