希少すぎるカエルを守るため「ダム建設計画」が中止される
今回の主役は、Melanophryniscus admirabilis(※画像はこちら)という小型の両生類です。
分類としてはヒキガエル科に属しており、この種が特別なのは、分布がとにかく狭いことです。
科学的に記載されたのは2006年で、生息地として知られているのは、ブラジル南部リオ・グランデ・ド・スル州のArvorezinha周辺、Forqueta川沿いのごく限られた岩盤露頭と湿潤な森林だけです。
世界中を見渡しても、同じ環境条件が確認された場所はなく、事実上「この場所にしかいない」超局地的な固有種とされています。
しかも、このカエルの生活史はきわめて繊細です。
繁殖に必要なのは、強い雨のあとに一時的にできる浅い水たまりです。
その後に日が差し、水温が上がることで、卵やオタマジャクシが育つ環境が短期間だけ整います。
岩盤の形状、森林が保つ湿度、川の自然な増水と減水。
これらが偶然重なったときにだけ、世代交代が成り立つという、きわめて限定的な条件で生きてきました。
研究者たちは、このカエルの腹部にある斑点模様を撮影し、個体ごとに識別する方法で長期調査を続けてきました。
こうした積み重ねの中で、2010年にForqueta川へ小規模水力発電ダムを建設する計画が持ち上がります。
計画地は、このカエルが確認されている場所から300メートルにも満たない距離でした。
ダムが建設されれば、水位変動は人工的に制御され、岩盤は水没し、一時的な水たまりも消える可能性があります。
それは、この種にとって繁殖の場そのものを失うことを意味していました。
研究チームは、長年のデータをもとに絶滅リスクを評価し、このダムが完成すれば、回復の余地なく種が消える可能性が高いことを示しました。
その結果、2013年に世界レベルで「深刻な絶滅危惧」と評価され、続いて地域や国内でも同様の位置づけが整理されていきます。
そして2014年、地域の環境当局が建設許可を認めない判断に至りました。
深刻な絶滅危惧にある両生類の存在が、インフラ計画を止める決定打となった、ブラジルでは前例のない出来事でした。
しかし最近になって、この「ダム建設を乗り越えたカエル」に新たな危機が生じました。


























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