骨で作られた「神のペン」
この遺物が見つかったのは、シチリア南部の都市ゲラです。
発見されたのは、骨で作られた「スタイラス」と呼ばれる筆記具で、長さは約13.2センチ。
粘土や蝋板に文字や印を付けるための、当時の実用的な道具でした。
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特徴的なのはその装飾です。
先端には不機嫌そうな男性の頭部が彫られ、中央部にははっきりと勃起した男根が表現されています。
この組み合わせから、研究者たちはこのスタイラスが、ディオニュソスをかたどった「エルマ像」を模したものだと判断しました。
エルマ像とは、頭部と男性器のみを強調した古代ギリシャの彫像で、魔除けや豊穣の象徴として交差点や境界に置かれていたものです。
作りが非常に精巧であることから、このスタイラスは紀元前5世紀、すなわち約2500年前のものと年代づけられています。




























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