ゲーム音楽と映画音楽はそれぞれ別の思考をつくる
映画音楽を聴いたとき、参加者は、映画やテレビ番組を思い出すメディア記憶や、頭の中で物語を作るようなフィクションの想像を、他のジャンルより多く報告しました。
その一方で、メロディやリズムなど音楽そのものを分析する思考は、他のジャンルより少ない傾向がありました。
これは、その曲を実際に知っている場合はもちろん、知らない映画音楽でも起こりやすい傾向がありました。
映画音楽はもともと物語や映像を支える目的で作られているため、そのような音作り自体が、聴き手の思考をストーリー側に引き込みやすいと考えられます。
さらに映画音楽には、親しみも特別な働きをしていました。
一般の音楽では、親しみが増すと自分の人生の思い出が出てきやすくなります。
しかし映画音楽では、親しみが高いほど映画やドラマの具体的な場面がよく思い出されていました。
つまり映画音楽は、自分だけの個人的な記憶というより、「あの作品のあのシーン」というような共有された物語の記憶を呼び起こす役割を果たしやすいのです。
一方で、ゲーム音楽は別の形で頭の中に影響していました。
ゲーム音楽を聴いているとき、参加者は、日常の用事や雑事といった音楽と無関係な思考を報告する頻度が、他のジャンルより低くなっていました。
研究者たちは、この結果をゲーム音楽の没入性と結びつけて解釈しています。
ゲーム音楽は、プレイヤーがゲーム世界に入り込みやすいように設計されており、注意を持続させる役割を持ちます。
そのため、聴いている人の意識を今目の前の体験に引きつけておき、日常のあれこれを考えにくくしている可能性があります。
ただしゲーム音楽は、映画音楽ほどはっきりとした物語の想像を増やすわけではありません。
ゲームのストーリーはプレイヤーの選択によって変わることが多く、映画のように決まった物語が頭に浮かびにくいことが関係していると考えられます。
この研究では、音楽をどれくらい好きかも重要な要素でした。
好みの度合いが高い音楽ほど、架空の物語の想像や自分の人生の思い出が増え、反対に日常の雑念や何も考えていない状態は減っていました。
また、曲の中で変化が多い音楽ほど注意が引きつけられ、日常のことをぼんやり考える時間が少なくなることも示されています。
一方で、エネルギッシュな音楽は意外にも、日常の用事や実務的なことを考える頻度をやや増やす傾向がありました。
つまり、刺激が強い音楽が必ずしも集中しやすい音楽とは限らないのです。
このように今回の研究は、ジャンルや親しみ、好み、音楽の構造が思考の種類を大きく左右することが示しました。
今後は、具体的な音楽の特徴と、どのような思考が組み合わさりやすいのかをさらに詳しく調べることで、集中しやすいBGMや記憶を呼び起こしやすい音楽、創造的なアイデアを促す音楽などの理解が深まると期待されます。
気分や目的に合わせてBGMを選ぶとき、思考にもたらす違いを少し意識してみると、音楽との付き合い方がまた一段と面白くなるかもしれませんね。
























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最近のゲーム音楽ってかなり映画寄りと言うか全然ゲーム音楽っぽくないのでゲーム音楽が好きな人間として微妙です。
映画作りたいなら映画作ればいいのにと思うわけです。