子どもが「協力行動」を学んでいく過程を調査
これまで、子どもの協力行動に関する研究の多くは、限られた地域や社会を対象に行われてきました。
そのため、「成長すると協力的になる」「大きくなるほど公平さが身につく」といった傾向が語られることはあっても、そうした協力の発達パターンが、世界中の子どもたちに共通して当てはまるのかどうかは、十分に検証されていませんでした。
そこで研究チームは、「協力」を一つの性格や道徳心としてではなく、いくつかの要素に分けて捉えることにしました。
本研究で注目されたのは、①自分が得をしていても不公平な分配を嫌がる「公平さ」、②相手が自分を信じて損をしたときにそれに報いる「信頼に応える行動」、③相手の失敗に対して罰ではなく関係修復を選ぶ「許し」、④得をできる状況でもルールを守る「正直さ」の四つです。
調査対象となったのは、アメリカ、カナダ、ペルー、ウガンダ、そしてエクアドルの先住民シュアール社会に暮らす、5歳から13歳までの子ども413人でした。
研究者らは、子どもでも理解できる簡単な実験課題を用意し、キャンディーなどの具体的な報酬を使って、実際にどのような選択をするのかを観察しました。
例えば公平さの課題では、「自分4個・相手1個」といった不公平な分け方を受け入れるか、それとも不公平な分け方は拒否するかを選ばせました。
信頼に応える行動では、相手が自分を信じて損をしたときに、その見返りとしてどのくらい分け前を返すかを見ました。
許しでは、相手がうっかり自分に損をさせてしまった場面を設定し、そのあとで相手にどれだけ分け前を戻すかを測定。
正直さでは、子どもだけが実際の個数を知っている状況で、余分な分をどれだけ返すかを調べました。
さらに重要なのは、行動だけでなく、「その場面で何をするのが正しいと思うか」という規範意識についても、同年代の子どもや地域の大人に調査を行った点です。
これにより、子どもの行動が、その社会で共有されている価値観とどのように関係しているのかを検討できるようになりました。
その結果、幼い子どもたちはどの社会でも比較的似た行動を示す一方で、成長とともに行動が社会ごとに分かれていくことが明らかになりました。
では、その違いは具体的にどのような形で現れたのでしょうか。より詳しい結果を、次で見ていきましょう。























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