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Credit:Generated by OpenAI’s DALL·E,ナゾロジー編集部
space

ISSで「紫の触手の生命体」を撮影?この写真の正体とは…

2026.04.01 07:00:44 Wednesday

ISS(国際宇宙ステーション)で撮影された一枚の写真が、インターネット上でちょっとした話題を呼んでいます。

そこに写っていたのは、紫色の奇妙な物体

細長い「触手」のようなものを伸ばし、まるで何かが孵化した直後のようにも見えるその姿は、多くの人に「ついに宇宙生命体が発見されたのではないか」と思わせるには十分でした。

この写真を公開したのは、アメリカ航空宇宙局(NASA)の宇宙飛行士、ドン・ペティット氏です。

しかし結論から言えば、この“紫の生命体”の正体は、驚くほど身近なものでした。

それは「ジャガイモ」です。

Purple Lifeform Photographed Sprouting ‘Tentacles’ on The ISS https://www.sciencealert.com/purple-lifeform-photographed-sprouting-tentacles-on-the-iss

見た目はエイリアン、中身は「ただのジャガイモ」

話題となった写真に写っていた物体は、実際には紫色のジャガイモです。

「触手」に見えた部分は、ジャガイモから伸びた芽、いわゆる「目」が成長したものに過ぎません。

SNS上では「エイリアンの幼体のようだ」「今すぐ燃やすべきだ」といった反応が相次ぎましたが、その不気味な印象は単なる錯覚でした。

無重力環境では芽が自由な方向に伸びるため、地上よりも奇妙な形に見えやすいのです。

また、写真に見える白い部分は、物体を固定するための面ファスナーです。

宇宙では物が簡単に浮いてしまうため、こうした簡易的な固定具が欠かせません。

このジャガイモには「スプートニク1号(Spudnik-1)」という愛称が付けられており、ペティットがISSで行っている「宇宙ガーデニング」の成果のひとつです。

次ページなぜ宇宙でジャガイモを育てるのか?

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