人は「雑談の楽しさ」を一貫して過小評価していた
研究チームは今回、約1800人を対象に、合計9つの実験を行いました。
参加者にはまず、「退屈だと思う話題」について会話した場合、どれくらい楽しめそうかを事前に予測してもらいます。
対象となった話題は、第一次世界大戦や第二次世界大戦、株式市場、ノンフィクション書籍、猫、ヴィーガン食など多岐にわたります。
中には参加者自身が「これはつまらない」と感じるテーマを挙げるケースもありました。
数学やタマネギ、さらにはポケモンといった回答も含まれていました。
その後、参加者は実際に友人や見知らぬ相手と対面またはオンラインで、それらのテーマに関する雑談を行い、終了後にどれほど楽しめたかを評価しました。
結果は非常に明確でした。
参加者は会話前、「おそらく退屈だろう」と予測していたにもかかわらず、実際にはそれを大きく上回る楽しさを感じていたのです。
この傾向は一貫しており、会話相手が友人であっても初対面であっても、対面でもオンラインでも同様に見られました。
さらに興味深いのは、会話の当事者同士が「この話題は確かにつまらない」と認識していた場合でも、その会話自体の満足度は予想より高かった点です。
つまり人は、「つまらない話題についての会話はつまらないに違いない」と考えているものの、実際の体験ではそれが裏切られているのです。






























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