その裏で「自己評価」は下がっていた
同じ研究で、もうひとつの傾向が浮かび上がりました。
それは、パートナーを魅力的だと評価するほど、自分自身の評価が低くなるという現象です。
つまり、「相手は最高だ」と思うほど、「自分はそれに見合っていないのではないか」という感覚が強まってしまうのです。
実際、調査では多くの人が自分よりもパートナーの方が魅力的だと感じており、70%以上が自分のメイト価値を相手より低く見積もっていました。
このような認識の差が大きいほど、自己評価の低下が顕著になる傾向が確認されました。
さらに、パートナー自身が「自分は魅力的だ」と強く認識している場合も、もう一方の自己評価が下がる傾向が見られました。
これは、無意識の比較が働き、自分の欠点ばかりに目が向いてしまうためと考えられます。
人は他人と比較することで自分を理解しようとする性質を持っています。
そのため、あまりにも優れていると感じる相手と一緒にいると、安心感よりも「失ってしまうかもしれない」という不安や、「自分は劣っているのではないか」という意識が強まりやすくなるのです。
「最高の相手」は幸せと不安を同時に生む
今回の研究が示しているのは、恋愛における評価が単純なものではないという事実です。
パートナーを魅力的だと感じることは、確かに関係満足度を高めます。
しかし同時に、自分とのギャップを強く意識させることで、自己評価を揺るがす要因にもなり得ます。
言い換えれば、「最高の相手と付き合っている」という状態は、誇らしさと不安を同時に生み出す“二面性”を持っているのです。
恋愛はしばしば「どれだけ相手が素晴らしいか」で語られがちですが、本当に重要なのは「その関係の中で自分がどう感じているか」なのかもしれません。


























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