人間の足裏は“超高性能センサー”だった
なぜ脳は高所で「足」を重視するのでしょうか。
その理由は、足裏が極めて優秀な感覚センサーだからです。
足の裏には、大量の感覚受容器が密集しています。
Michelle Spear氏は、特に、メルケル細胞、マイスナー小体、パチニ小体といった感覚受容器を挙げています。
まずメルケル細胞は、持続的な圧力を感じ取る仕組みに関わっています。
そのため、どこへ体重がかかっているかや、前後左右どちらへ傾いているかといった情報を脳へ送り続けています。
またマイスナー小体は、より微細な変化に敏感です。
人間は静止しているように見えても、実際には身体が常にわずかに揺れており、これを感知できます。
さらにパチニ小体は、振動や急激な圧力変化を高精度で感知できます。
つまり、これらが集まっている足裏は単なる「体重を支える部位」ではなく、極めて高性能な姿勢制御センサーでもあるのです。
高所では、普段なら問題にならない小さな重心移動でも、重大な危険につながる可能性があります。
そのため、神経系は足裏からの情報の“音量”を上げるようにして、身体の揺れをより細かく監視しようとするのです。
ちなみに、このときの感覚は人によってかなり違います。
ある人は「ビリビリする」と感じ、別の人は「足が重くなる」と感じます。
中には、地面を足指で掴みたくなる人や、無意識に足幅を広げたくなる人もいます。
また、疲労やストレス、不慣れな場所などでも、この感覚は強まりやすいとされています。
次に高所で足に違和感を覚えたなら、それが「異常な反応」ではないことを思い出しましょう。
むしろそれは、人間の神経系が転落の危険に備えて、身体制御を慎重に切り替えている証拠なのです。




























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