夜の光と心臓をつなぐ道筋の一つは「短い眠り」かもしれない

では、なぜ夜の光がこうした変化と結びつくのでしょうか。
分析すると、多くの結びつきについて、その一部を「睡眠時間の短さ」で統計の上から説明できることが分かりました。
説明できた割合は、24〜49%ほどです。
つまり、夜の光で眠りが短くなることが、心臓の変化へとつながる道筋の一つになっているのかもしれません。
ただし今回の研究は、夜の光と心臓の変化が「結びついていた」ことを示したもので、光が心臓を変えたと直接確かめたわけではありません。
それでも夜の光は、年齢や遺伝とちがい、多くの人が自分で減らせるものです。
寝る前に画面を消す、カーテンを閉める、アイマスクをして眠るといったことだけで、光は遠ざけられます。
チー教授は、今回の結果とほかの研究の証拠をあわせると、医師や政策を決める人たちは、夜の光を減らすことを心臓病を防ぐ手立ての候補の一つとして検討すべきだと考えられる、と述べています。
以前ナゾロジーではこういう記事も紹介しています(夜の光で心臓病リスクが「40~50%も激増」過去最大規模の研究で判明)
真っ暗な寝室は、ぐっすり眠るための場所であると同時に、心臓をいたわる場所でもあるのかもしれません。
以前ナゾロジーではこういう記事も紹介しています(寝るときは真っ暗がベスト。寝室のわずかな照明がうつ病のリスクを高める)





















