4.「剣」を飲み込む際の「副作用」の研究
こちらは実際の「金属」の剣の話。オーラルセックスの話をしていたからと言って、そちらの「剣」ではありません。研究者らは、「国際剣飲み込み協会(Sword Swallowers’ Association International:SSAI)」に所属する110人のメンバーと連絡を取り、その危険性について調査しました。
https://www.bmj.com/content/333/7582/1285
1度に何本の剣を飲み込むのか、剣の長さはどの程度か、何歳から剣を飲み込み始めたのか、などといった様々な統計をとった結果、剣を飲み込むことの最も大きな「副作用」が浮き彫りになりました。それは「喉の痛み」です。
また、「胸部」や「肺」の痛みも多く報告されました。そしてそのような「ケガ」を負う場合の多くは、新しく、複雑な形の剣を飲み込むときであることも判明。死者こそ出ていませんが、SSAIによれば、これまでに6名が咽頭や食道を傷つけ、そのうち3名が手術を強いられたとのこと。自分が飲み込んだ剣での負傷。おそらく保険は効かなかったことでしょう。