世界には、気温が−52℃以上ならば学校に行かなくてはいけない村があります。
それが、シベリアのオイミャコン村です。
人里離れたこの村は、未来永劫、世界で最も寒い地域であるだろうと考えられています。 この冬にー62℃にまで気温が下がったこの村のことを考えると、他の国での冬の天気なんて大したことはないでしょう。
写真家のアモス・チャペルは、勇敢にもこの地を訪れ写真を残しています。 「今だに覚えていますが、この寒さが私の足を掴んでいたような感覚でした。この他に、私の唾液が凍ってしまい、私の唇を刺したことには驚いてしまいました。」
そして今年は例年よりさらに寒く、足を取られるだけでなく、人々のまつげに氷柱を作ったのです。
世界一寒い人里離れたシベリア人の村、オイミャコン村にようこそ!
見るものを凍らすこの寒さですが、それでも生活は続いていきます
信じられないかもしれませんが、人々はそれでも仕事場へ向かいます
外気が十分に寒く腐ることはないので、街の売り子は魚を冷蔵庫に入れる必要がありません。
しかし売り子自身は、できる限りの防寒対策が必要です。さもないとこの魚のように……?
「マーケットで販売の様子を撮影している間、私の手は激しい痛みを感じました」とジャーナリストは言いました。「売り子は一日中ここに立っている。どうやって彼らは温かく保っているんだろう」
数人のオイミャコンの観光客は、天気と同じくらいイッちゃってます。
中国の観光客は、約-60°Cの極寒の中、温泉に入るのを恐れませんでした。
写真家は、寒さをクリエイティブに表現しました。「私は実際に-41°Cの気温の中、撮影をしました。これは合成ではありません」
伝えられるところによれば、ここは「冬に魚が過ごせる凍っていない水」という意味の”kheium”から名付けられた場所で、オイミャコン川にちなんで名付けられています。
寒すぎるせいで、電子気温計も-62°Cに達した後に壊れてしまいました。
「今私は、ヤクート馬の雪を払うためにブラッシングをしています。私たちにとっては、この気温は”普通”です」と村人は話します。
夏は暑くなる時があります。6月7月8月の気温は、30 °C を超えることも稀ではありません。
1920年代から30年代は、オイミャコン村はトナカイの群れを率いる牛飼いが、水を飲ませるために留まる場所でした。
-48°Cの寒さの中を走る勇気あるサイクリストの姿を撮りました。
普通の鉱山のトンネルでは、なかなかこの美しさをみることはできません。
1993年には、この村で北半球一低い気温-67.7°Cが観測されました。
via:boredpanda translated & text nazology staff