「甘いものは別腹」を実験してみた
別腹の効果を調べるため、キースト氏は、参加者をつのって2グループに分け、実験を行いました。
まず、第一のグループにしてもらった課題がこちら。
(1)「ストロベリー・ミルクシェイク」300mlを2分以内で飲み干してもらう、(2)同じ味を700mlに増やして飲んでもらう(満腹感をつくるプロセス)、(3)さらに参加者が飲める分量だけ申請して飲んでもらう
第二のグループには(2)のプロセスだけ味を「チョコレート・ミルクシェイク」に変えており、(1)と(3)は同じです。これ3日続けたら、確実に糖尿になる鬼課題ですね…。
そして課題を終えた後、両グループが満腹後に消費したシェイクの分量を割り出しました。すると同じ甘いものにも関わらず、味を変えた第二グループの方が消費量が多いことが判明したのです。
味変が見事に効果を現して「別腹」が開かれた証拠ですね。