
フィラデルフィア動物園のゴリラのルイズが、「二足歩行する姿が面白い」と海外で話題になっています。
Although gorillas occasionally walk on two legs (bipedal), it is less common. Not for Louis though – he can often be seen walking bipedal when his hands are full of snack or when the ground is muddy (so he doesn’t get his hands dirty)! pic.twitter.com/6xrMQ1MU9S
— Philadelphia Zoo (@phillyzoo) 2018年3月5日
だんだんと下半身があらわになるズルい演出です。
ルイズくんは、現在18歳の雄ゴリラ。動物園のツイートによると「ゴリラがこのように二足歩行することは、全くないわけではないものの非常に珍しい」とのこと。
動画をよくみると、手には赤い何かが…。
実はルイズ、4足歩行した時にトマトがつぶれて手が汚れるのが嫌で、このように人間のような二足歩行をするのです。

ことの始まりは、ある日動物園の飼育係がたまたま二足歩行するルイズを撮影したこと。その時も手に果実を持っており、やはり汚れるのを避けていたそうです。
ルイズはゴリラには珍しく、わりと頻繁に歩きまわるのだとか。そもそも他のゴリラに比べて綺麗好きで、ふつうは避けない泥のぬかるみも避けて通るルイズ。歩き回るのもそれが原因だという推測もあります。中には人間でいうところの潔癖症など、「強迫性障害なのではないか」と心配する声もあるそうですが、ルイズは筋肉質で常に元気に歩き回っているし、健康に問題はありません。
綺麗好きも性格のうちの一つなのでしょう。
それにしても、ルイズくんのこのひょこひょこ歩く感じ…
既視感がありませんか?
— Damian Rangi (@MainNameRain) 2018年3月20日
そう、数十年前日本でも話題になった未確認生物「ビッグフット」です。
動物園のツイートには、「今までで一番鮮明なビックフット動画」「史上最高にビッグフットっぽい」といった内容の返信が数々寄せられ、多くの人がルイズの動画で「ビッグフット」を思い浮かべたことがわかります。
もしかしたら今まで撮影されたビッグフットの中には、ルイズくんのように歩くゴリラがいたのかも…?
via: washingtonpost / translated & text by nazology staff