3.オランダ・忘れ村
アムステルダムの隅っこにある小さな村ホグウェイは、痴呆患者だけが住むことのできる専用の村です。
村には、スーパーやコンビニ、レストラン、映画館、喫茶店、美容院などが設置され、およそ160人の住民が平穏に暮らしています。
面白いのは、介護者やヘルパーが隣人や店員として紛れており、患者を見守りながら共に生活していることです。
介護士たちは、隣人として患者たちと深いつき合いを持ち、薬の指示や日頃の世話をします。
ホグウェイは、「映画のセットのような老人ホーム」として機能しており、世界中のアルツハイマー専門家から賞賛を受けています。