仮定5:もし、たくさんのシミュレーションがあるなら、私たちはおそらく、そのシミュレーションうちの1つである
シミュレートされた文明が存在するなら、そのシミュレーション文明は1つではなく複数でしょう。
ポストヒューマンが無制限の計算機資源を持っていると仮定すると、彼らはシミュレーションを何百万、数十億と実行するはずです。
シミュレートされた宇宙が何十億もあるなら、一兆×一兆のシミュレートされた意識が存在するでしょう。
これは、今までに存在した「意識をもつ存在」の大半が、シミュレーションであることを示しています。
ですから、生身の意識1つにつき十兆のシミュレートされた意識が存在するかもしれないのです。
この仮説に基づき、ローパー氏は次のように述べています。
「自分がシミュレーションかどうかを知る方法はないので、この場合、あなたが999999999999・・・999999のシミュレートされた意識の1つである可能性は、かなり高いだろう」
「だから、あなたが現実だと考えるものは、まったく現実ではないかもしれない。あなたはシミュレーションかもしれない」
さて、シミュレーション仮説を立証するための5つの仮定を紹介しました。
これらの仮定すべては、すぐにはテストできない多くの仮定に基づいています。
ですから、今、シミュレーション仮説を立証しようとしたり、否定しようと躍起になったりする必要はありません。
仮に私たちがシミュレーションだったとしても、自分の存在が、恐ろしくて奇妙なものになるわけではありません。
私たちは、良き人生を生き、良き時間を過ごすことを望んでいます。
そして、私たちが実際にコンピューターのシミュレーションなら、誰も電源ケーブルにつまずいたりしませんように。
聖書にあるメッセージを読み解くと論理的で科学的な裏付けがある事に気づくので面白いよ。
創世記1:1「初めに,神は天と地を創造した」
Geminiに「聖書が特殊な本であると言える理由」って聞いてみるとその回答が興味深いです。