スカウティングで帰る犬に起きた奇妙な行動
研究者は、帰巣開始直後のトラッキングとスカウティングの興味深い違いを発見しました。
トラッキングで帰巣した犬は開始直後は辺りをランダムに散策した一方で、スカウティングで帰巣した犬はどの個体も、開始直後にまず地磁気の南北にそった方向に、20mほど走り抜けた後に、帰巣をはじめたのです。
この南北の軸に沿った移動は「コンパスラン(方位測定走り)」と言われており、地磁気を元に帰巣する動物によくみられる行動です。
研究者は、犬はコンパスランを行うことで、地球の磁場に対してこれから辿るべき方向(飼い主が待つ冒険をはじめた場所)を再構成していると結論しました。