- 魚と人間、どちらの血液をサメが好むか実験される
- 1時間で魚の血液には134回、人間と牛の混合血液には8回サメが接近する
- サメは魚の血液を好む。人間の血液をあえて選ぶことはなさそう
映画「ジョーズ」を見て、多くの人が「人食いサメ」に関心を抱いたことでしょう。映画の中では、魚を主食としているはずのサメが執拗に人間をターゲットにしています。
そのため、「サメは人間と魚のどっちを好んで食べるのか」と疑問に思った人もいるでしょう。
元NASAのエンジニアであるYouTuberマーク・ロバ―氏は、その疑問を解決すべく、実際に魚と人間の血を海に流して、どちらにより多くのサメが集まるか撮影しました。
魚の血vs人間の血(人間と牛の混合血液) サメが好きなのは?
ロバ―氏が用意した液体は3種類です。
1つ目は魚の血液です。20匹の魚を解体したあとミキサーで液体状にしました。これにより5ガロン(約19リットル)の魚スムージーが完成。
2つ目は人間(哺乳類)の血液です。ロバ―氏は人間の血液のみを用意したかったようですが、5ガロンもの血液を準備することは法律的に難しいものでした。
そのため牛の血液を追加で準備し、人間と牛の混合血液を5ガロン用意しました。
3つ目の液体は、単なる海水です。海水を加えることで、流れる液体に反応するのか、血液そのものに反応しているのかを明らかにできるでしょう。
さて、3つの液体はそれぞれサーフボードに乗せられ、特殊なポンプシステムにより1時間かけてゆっくりと水中へと放出されました。
サメが各ボードに近づいた回数をカウントし、一番多かった液体が勝者となります。