野生のオスイカたちは発情すると「液晶」のように鮮やかな色になり、メスへ"体当たりでキス"する
野生のオスイカたちは発情すると「液晶」のように鮮やかな色になり、メスへ"体当たりでキス"する / 波打つ模様は色素器官を神経で高速制御することで可能になる/Credit:Journal of Experimental Marine Biology and Ecology . youtube
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野生のオスイカたちは発情すると「液晶」のように鮮やかな色になり、メスへ”体当たりでキス”する (3/3)

2020.08.23 Sunday

前ページカラフルな模様変化は威嚇にも使われる

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恋愛成就の瞬間!2.89秒の交尾

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オスはメスの30%ほどの大きさしかない/Credit:Journal of Experimental Marine Biology and Ecology . youtube

メスがオスの求愛を受け入れる確率は高くありません。

しかし好みのオスがやってきたときは、上の動画のように脚を広げて、オスの精子を特別な容器に受け入れます。

上の動画からもわかるとおり、交尾の時間は極めて短く、平均時間はわずか2.89秒でした。

命がけの求愛も、最後はあっけなく感じるかもしれません。

研究内容はアメリカ、海洋生物学研究所のロジャー・T・ハンロン氏らのよってまとめられ学術雑誌「Journal of Experimental Marine Biology and Ecology」の8月号に掲載されました。

Flamboyant cuttlefish behavior: Camouflage tactics and complex colorful reproductive behavior assessed during field studies at Lembeh Strait, Indonesia
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0022098120300642?via%3Dihub

絶対に「イカの精子」を食べてはダメ…口内に突き刺さり手術が必要に

イカは生命の根本原理「セントラルドグマ」を揺るがす存在であることが判明

reference: sciencedaily / written by katsu

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