視覚・聴覚・触覚から感じる生き物の「性」の魅力
先行体験に行ってまず驚いたのが、館内の照明です。「もっと性いっぱい展」では水族館全体の展示水槽や照明がピンク一色に…。日中のサンシャイン水族館とは違った大人な雰囲気を感じます。
さらに館内BGMからはムードたっぷりの大人なメロディが流れ、たまに生き物の「おぉ〜ん」という変な声が聞こえました。あれは何だったのか…。実際に訪れた際には耳も澄ませておく必要がありそうです。
それではピンクに染まった展示を実際の順路に沿って見てみましょう!
こちらがサンシャイン水族館の入り口です。サンシャイン水族館は「室内一階」と「室内二階」、「屋外」の3つにエリアが分かれています。室内を巡ってから屋外にいくのが順路のようです。あやしげな光で照らされた通路をおそるおそる歩いていきます。
すると何やら怪しいパネルが現れます。こちらは「ツンツンの壁」という「性に触れて体験ができる」展示ボードです。
近づいてみると展示ボードに何やら小さな穴を発見。その穴に入場時にもらえる「愛のトキメキプロップス」を入れることができます。ツンツンすると何やら硬い感触が…。実はその感触が生き物の生殖器の硬さなんだそう。
「ツンツンの壁」ではいろんな生き物の生殖器について、展示ボードの内容を読んだりツンツンして触って学ぶことができます。
さらに奥に進むと何やら蛍光色の展示パネルが水槽の前に並べられています。こちらは「性解説パネル」といって、通常営業時の生き物に関する解説とは別に、その生き物の性に関する解説が書かれています。
蛍光色で光っているので大人っぽさがさらに際立っていました。まさに色っぽい。
ちなみに「性解説パネル」はスマートフォンのQRコード機能を使って詳しい解説を知ることが可能です。
性解説パネルが設置されている生き物のなかで一番衝撃的だったのがこの「タツナミガイ」。なんと身体の前後にオスの性器とメスの性器の両方がついていて、電車のように接続して交尾をするとのこと。この写真のシーンはもしかして…交尾直前?
常設の展示もほとんどがピンク色にライトアップされていました。
さらに奥に進むと「海月空間(くらげくうかん)」というエリアにたどり着きます。
普段は青いライトに照らされたクラゲがプカプカと大型水槽浮かんでいるのですが、もっと性いっぱい展開催中はピンク色にライトアップされています。
ピンクの光が大人っぽい雰囲気を演出していてムードたっぷりですね。
続いて室内二階です。このフロアもピンク色に染め上げられていて大人な空間になっています。
階段を昇ってすぐのところに「クンクンの壁」という展示ボードが設置されていました。
クンクンの壁では生き物が自らの性をアピールする匂いを嗅ぐことができます。
編集部員が意を決して嗅いでみましたが、筆舌し難い匂いでした…。強いて言うなら草のみたい?気になる方はぜひ館内でクンクンしてみてください。
ホルスタインの乳首と、ある生き物の乳首の硬さを比べる「ツンツンの壁」もありました。
室内二階の最後にはグッズコーナーも用意されています。「男性用パンツ(コツメカワウソ)」が編集部員のお気に入り。とても可愛いです。
その他にも「愛がいっぱい性いっぱいドリンク」「オリジナルコンドーム」「アクリルキーホルダー(全5種)」など、性なるオリジナルグッズが販売されています。どれも欲しくなってしまいますね。
最後にピンク色に染まった屋外エリアです。屋外エリアでは人気の生き物「コツメカワウソ」や「カリフォルニアアシカ」の性についても知ることができます。哺乳類だと少し生々しく感じる気もしました。
屋外の展示で一番驚いたのが「シロナガスクジラ」のち○ち○です。なんと動物界一の長さで3m50cmもあります。
もっと性いっぱい展では、ち○ち○の実物大模型が展示されていて、度肝を抜かされました。しかし残念ながら触ることはできません。
以上、サンシャイン水族館「もっと性いっぱい展」の先行体験レポートでした。
9月12日(土)18:30から開催されますので、ぜひとも現地で生き物の性について学んでみてください!
最後に動画でも「もっと性いっぱい展」の魅力をお伝えします。