Best3.1日(木)と 31日(土)に中秋の名月とブルームーンを見よう
秋と言えば、お月見ですね。
今年の10月は、十五夜からスタートして、ブルームーンでエンドという、「月に始まり、月に終わる月」。
まず、10月1日(木)の十五夜の話です。十五夜は満月になる年と満月にならない年がありますが、今年は満月ではありません。翌日の10月2日に満月を迎えます。
十五夜の月は、21時頃には南東の見えやすい高さに昇ってきています。その時刻だと、火星、土星、木星の三惑星との共演が見られることでしょう。
なお、十五夜については以前の記事、「お月見を最高に楽しめるマニュアル」をご覧いただくと、より観測を楽しめると思いますよ。
次に、10月末のブルームーンの話です。「青い月」って、ちょっとカッコイイ響きですよね。
近年、話題に上がることも増えましたが、一カ月の間に二度目に迎える満月のことを言います。
名前の通りに青く見えるわけではないのですが、数年に1回という頻度なので、珍しいんです。英語で「once in a blue moon」は、「極めて稀なこと」という表現として使われるくらいです。
次回は2023年の8月になりますから、やはり数年先の話になります。
国立天文台の「暦計算室」によると、ブルームーンになるのは、10月31日(土)23:49分(※東京都)。10月にギリギリ間に合ったという感じですね。
月の出と月入りの時間は、以下の表を参考にしてみてください。
3位にした理由
Good!:古来からのもっともメジャーな天文イベント。観察の機会が多く、肉眼で楽しめる
Bad!:特になし