電磁場と生命活動の深い関係
地球の生命は地球の作る磁場と電場の存在下で進化してきました。
特に電子の授受に伴いプラスとマイナス、N極とS極が生じる酸化還元反応に対して、電磁場は大きく作用し、細胞内部の酸化と還元のバランスを変調させることがわかってきました。
今回の研究では、電磁場による介入が運よく酸化ストレスを減らすと共にインスリンに対する感受性を高め、結果として糖尿病の治療につながることが示されました。
研究に使われた電磁波は低周波の安全性の高いものであり、今後の医療分野での応用が期待されます。
研究チームは今回の技術について特許を申請すると共に、今後より大きく人間に近い動物での実験を行っていくとのこと。
治療法が確立されれば、将来の糖尿病治療はインスリンを注射するのではなく、代わりに電磁場にさらされることが主流になるかもしれませんね。