星空
星空 / credit: depositphotos
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星のソムリエ®が選ぶ、2020年の天文現象ベスト5 (6/6)

2020.12.31 Thursday

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【残念!】選外だけど、印象的だったもの

うお座の近くに位置する火星
うお座の近くに位置する火星 / Credit: ofugutan(2020年11月14日0時頃撮影)

2020年といえば、火星の準接近も話題になりましたね。2018年の大接近のときは砂嵐で見られなかった表面の模様を観測することができました。

今後、火星と地球の位置関係は遠くなっていくので、次回にこのくらい近づくのは13年後と思うと、感慨深いものがありました。

側に寄りそう月と水星。右上の上部にある明るい星は金星
側に寄りそう月と水星。右上の上部にある明るい星は金星 / Credit: ofugutan(2020年11月14日5時30分頃撮影)

このほか、細い三日月と惑星の共演を数多く紹介してきましたが、11月の中旬に見られた三日月と水星が並ぶ様子は特に印象的でした。

高度の低い星が見えるビルの隙間を探してさまよったことや、夜明け前の数十分が観測の勝負だったことも強く記憶に残った要因でしょう。

以上、2020年の天文現象Best5でした。皆さんがランクインだと思った天文現象は入っていましたか?

どれだけ珍しいか、美しかったかというだけでなく、いつ誰と見たかなどでも記憶に残るものは変わってきますよね。

2021年も、気軽に楽しめて、思い出に残るような天文現象を紹介していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

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