「廃プラレンガ」はコンクリートの5~7倍の強度
廃プラレンガには、廃棄された高密度ポリエチレンが利用されます。これは一般的に牛乳やシャンプーのボトルに使用されているもので、ペットボトルなどの素材とは異なるとのこと。
回収された廃プラスチックは砂と混合したのち加熱。圧縮されてレンガブロックへとリサイクルされます。
そのようにして作られた廃プラレンガはコンクリートの5~7倍の強度を持っており、融点は350℃以上にもなります。
従来のコンクリートレンガに比べて非常に頑丈なので、地面に叩きつけても割れたりひびが入ったりしません。
廃プラレンガは厚さや色に応じて価格が異なりますが、一般的な灰色レンガは1平方メートルあたり7.7ドル(約800円)であり、手頃な価格で入手できます。
現在、Gjenge Makers社は毎日1500個の廃プラレンガを製造しており、2017年の設立以来、20トン以上の廃プラスチックをリサイクルしてきました。
今後はより大きな生産ラインを追加し、利益を生み出しながら、更なるリサイクルが可能になる予定です。