物理学の大きなターニングポイントが迫っている
今回の2つの研究により、標準理論が大きく揺れています。
実験家たちが正しければ標準理論が崩壊しますが、理論家たちが正しければそのようなことは起きません。
ただ理論家たちが行った計算もまた、標準理論の許容値を大きく更新しており、そういう意味では、どちらに転んでも、現行の標準理論は無事では済まないでしょう。
実験家たちは今後、試行回数を増やしてより結果を確かなものにしていくようです。
一方理論家たちは計算に用いた手法を検討し、計算結果の妥当性をさらに検証していくとのこと。
実験と理論のせめぎ合いの結果には、これからもしばらく目を離せないでしょう。
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