埋め込まれたマイクロチップはワイヤレスで充電できる
開発された極小マイクロチップを単独で機能させるには、エネルギー源の問題を解決しなければいけません。
そこで研究チームは、チップに超小型電圧トランスデューサを統合。
これは無線通信用のアンテナとして機能し、超音波を受け取って電力に変換&供給できます。
またチップとの通信もこの超音波で行なえるとのこと。
つまり体外から超音波を当てることで電力供給と通信の両方が可能になり、測定された体温を取得できるのです。
今後研究チームは、「皮下注射針による体内注入・体温測定・通信」を実現させるために開発を続けます。
また将来的には体温だけでなく、呼吸機能、血糖値、血圧などの監視が可能だと考えられています。