国をつなぐ鉄道路線の進捗は?実現は難しいかも!?
2018年、中国政府は初めて海底高速鉄の建設を承認しました。
上海近郊の港湾都市から東海岸の島々からなる舟山市を結びます。
総距離77kmのうち、海底トンネル部は16.2kmであり、現在、建設は順調に進行中とのこと。
中国の新しい海底トンネルは英仏海峡トンネルよりもはるかに小さいですが、それでも水中を高速鉄道が通るのは革新的なことだと言えます。
この計画は、将来の「中国-ロシア-カナダ-アメリカ路線に向けたテストなのではないか」という見方もあるようです。
またアメリカでは、少し遅れて2020年にアラスカ州とカナダのアルバータ州を結ぶ2570kmの巨大な鉄道路線が承認されました。
これには220億ドル(約2兆4000億円)かかる見込みです。
では近い将来、中国-ロシア-カナダ-アメリカ路線が完成すると言えるのでしょうか?
残念ながら現在、この計画は保留にされているようです。
それぞれの国では進展があるようですが、国をつなぐ大規模プロジェクトがどうなるかは不明瞭です。
私たちには計画の推移を静かに見守っていくしかないようですね。
まじかよ