超音波ビームによる「消化管での迅速な吸収」を実現!臨床試験はもうすぐ!
さらなる研究により、消化管でも、超音波で薬を押し込むことに成功しました。
超音波を利用するなら薬をすぐに吸収させられるため、様々な種類の薬を製剤化せずに投与できます。
さらに超音波は、大きな分子である生物製剤やタンパク質、またDNA、RNAなどを送達するのにも有効だったとのこと。
この新しい治療法により、消化管のどの部位にも薬を送達できるようになりました。
しかも従来の方法と比べて、薬の吸収率と効果がはるかに高いと判明しています。
Suono Bio社は、今後12~18カ月以内に臨床試験を開始する予定です。
1つの薬が承認されるなら、その後は様々な方法でパッケージ化が可能でしょう。
Suono Bio社によると、「例えば浣腸、錠剤、内視鏡と超音波を組み合わせることで新しい可能性が生まれます」とのこと。
薬の吸収を早める超音波治療の実用化はもうすぐなのです。