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Credit: canva
health

朝型vs夜型、脳卒中や心臓発作のリスクが高いのはどっち?

2026.02.02 07:00:34 Monday

「朝が弱い」「夜のほうが頭が冴える」

そんな生活リズムの違いが、実は心臓や脳の病気と関係しているかもしれないと聞いたら、少し気になりませんか。

米ブリガム・アンド・ウィメンズ病院(BWH)の最新研究によって、夜型の人は朝型や中間型の人に比べて、心臓発作や脳卒中のリスクが高い傾向があることが報告されました。

ただし重要なのは「夜型だから危険」という単純な話ではない点です。

この研究は、夜型・朝型という体質の違いと、日常の生活習慣がどのように心血管の健康に影響するのかを、30万人以上のデータから詳しく調べたものです。

その結果は、私たちの毎日の過ごし方を見直すヒントを与えてくれます。

研究の詳細は2026年1月28日付で学術誌『JAHA』に掲載されました。

 

Major Study Links Being a Night Owl to Higher Heart Attack And Stroke Risk https://www.sciencealert.com/major-study-links-being-a-night-owl-to-higher-heart-attack-and-stroke-risk
Chronotype, Life’s Essential 8, and Risk of Cardiovascular Disease: A Prospective Cohort Study in UK Biobank https://doi.org/10.1161/JAHA.125.044189

夜型の人は心臓発作や脳卒中が多かった

研究者たちは、イギリスの大規模健康データを使い、中高年約32万人を14年ほど追跡しました。

参加者は、自分の生活リズムを「朝型」「夜型」「その中間」に分けて申告しています。

その結果、夜型の人は、中間タイプの人に比べて、初めて心臓発作や脳卒中を起こすリスクが約16%高いことが分かりました。

一方で、朝型の人は、特にリスクが高くなる傾向は見られませんでした。

ただし研究者たちは、ここで「夜型の人は体質的に心臓が弱い」とは結論づけていません。

注目されたのは、夜型の人に多く見られた生活習慣の特徴です。

夜型の人は、

・喫煙している割合が高い

睡眠時間が不足しがち

・食事の内容が不規則になりやすい

・運動量が少ない

といった傾向を持っていました。

これらは、心臓や血管に負担をかけることが知られている要因です。

次ページ本当の原因は「夜型」そのものではなかった

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